
テクニカル指標について (使えるかなど)

- テクニカル指標は不要
- テクニカル指標を追求していった先に、勝ちは見えるのか?
テクニカル指標は不要
私のチャートを見ても分かるように、普段の取引においてテクニカル指標の類は一切使っていません。(※いわゆる移動平均線、ボリンジャーバント、一目均衡表といった既存のものについて)

理由は見なくても勝てるからです。ただ補助的に、
- 水平ライン
- トレンドライン (※ほとんど引かない)
は引いています。
余計な判断材料
また、テクニカル指標を学んだところで取引精度が上がるわけではないとすら考えています。(※これには語弊や異論があるかもしれませんね)
目視による裁量トレードに勝るものはありません。テクニカル指標という余計な判断材料が増えて、取引機会の喪失に繋がる可能性もあります。テクニカル指標をごりごりに学ぶのも良いですが、まずは裁量トレードを磨いた方が良いように思います。
経験を積めば、感覚的にどこが固いのか、割ってはいけない場所をブレイクしてしまったのかなどは、目視で十分に対応できるようになります。
テクニカル指標を追求していった先に、勝ちは見えるのか?
私もFXを始めて3年目くらいまではテクニカル指標の勉強や、いろいろなインジケータをチャート上に表示してその機能を確認したりしていましたが、以下のような結論がぼんやりと見えてきました。
- テクニカル指標は所詮、1つの目安に過ぎない。
- 一応、機能するときもある。 (曖昧さを捨てきれない)
私自身は、もっと明確な相場の答えや値動きの本質のようなものを探していたので、既存のテクニカル指標はどうにもしっくりきませんでした。テクニカル指標の中でも単純移動平均線(SMA)、一目均衡表、フィボナッチ・リトレースメント、ピボット辺りは使い方次第では有効な指標となるかもしれませんが、私自身が何年も検証していないので何とも言えません。
移動平均線
移動平均線は割と利用しているトレーダーが多いテクニカル指標のひとつです。トレンドラインとの親和性が高く、古くから利用されているテクニカル指標です。株式相場の200日線(200SMA)とかは有名ですね。
- 単純移動平均線(SMA)
- 指数平滑移動平均線(EMA)
これらのクロス(交差)をサインとして活用しているトレーダーも居り、もしかしたらそれを追求していった先に何かあるのかもしれませが、個人的には懐疑的な立場です。私が知っている値動きの本質には当てはまらい指標だからです。

長期SMA(200)を短期SMA(48)が上向きクロスしてきたので買いサインが点灯。(※設定パラメータは後付けでそれらしいものを選んでるだけです)
フィボナッチ・リトレースメント
理系が好きそうなフィボナッチ系のテクニカル指標。(私も理系出身ですが)

私がフィボナッチ・リトレースメントを使うのは、「ブレイク後にどこまで戻されるのか分からない」ときの戻り目安として利用しています。フィボナッチ・リトレースメントでよく利用されるのは「38.2%、61.8%」といった数値です。上図では短期トレンドブレイク後に「仮底」から「起点」に対して「61.8%」の所で壁が機能しています。ブレイク後、市場が一気に動いて「おいおいどこまで行くんだ?」「今日の足はどこで確定させるんだ?」といった見通しが良く分からない時に引いたりします。数ヶ月に1度とかそんなレベルなので、ほんとたまに引く程度です。
波動論、ダウ理論
いろいろな人の話を聞く分には、どうも私が独学で気が付き、頭の中で構築していることは、
- 波動論 (エリオット波動)
- ダウ理論
に近いのかもしれません。それらについてあまり詳しくないので、勉強してみたいとは思っています。
為替掲示板などでたまに見かける「エリオット波動 第5波」とか、そういう類のものです。私自身、こういう名称に抵抗があり「本当かよ」と疑っていますが、どうやら「第5波」とかこういった発言をする人と私の頭の中で考えていることそのものは同じなようです。
「○○論」と目にすると、はじめはオカルトチックな印象を受けますが、まんざら的を外していないように最近思います。既存のテクニカル指標よりもよっぽど合理的で値動きの本質に迫っている考え方かもしれませんね。
ただ、ネットに転がってる情報には素人が書いたウソ情報も多いので、低品質なネット情報をベースに波動論・エリオット波動等を学ぶのはどうかとも思います。
適当に書かれたウソ情報につられて、お金や貴重な時間を浪費してしまわないように。
「経験に勝る指標はなし!」 です。
