FX歴9年 専業トレーダーと学ぶ FXの基礎・応用
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トレーリングストップ手法の特徴

綺麗な言葉でまとめるなら、損失を最小限に抑えつつ、利益を伸ばしていく方法。
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目次
  • トレーリングストップとは
  • 利点 (メリット)
  • 欠点 (デメリット)
  • 個人的見解

トレーリングストップとは

時間軸が進むにつれて、ストップ(損切りライン)の位置をずらしていく手法。

トレーリングストップ

トレーリングストップを行う場合、トレンドが発生していることが前提となります。トレンド発生中には、「押し目」と呼ばれる、トレンドチャートを形成する上で、絶対に割れてはならない場所が存在します。厳密には、

  • 上昇トレンドであれば、押し目
  • 下降トレンドであれば、戻り売り

と呼び分けていますが、ここでは上昇トレンドを例に話を進めていく予定なので「押し目」と呼びます。

トレーリングストップの方法

ストップは押し目の下に置くのが基本となります。そしてこの押し目は、時間軸が進む、チャートが形成されるなどして、徐々に押し上がっていきます。新たにチャートが形成されることで、この押し目の場所も変わってきます。この押し目に追従して、ストップの位置をずらしていくのがトレーリングストップです。

ユーロドル 階段状のチャート

上昇トレンド発生中のユーロドル。

利点 (メリット)

綺麗な言葉でまとめるなら、損失を最小限に抑えつつ、利益を伸ばしていく方法。

最初のエントリーが成功し、一度ストップの位置を変更してしまえば、その時点で負けはなくなります。さらに、勝ちが確定した状態で、トレンドが終了するまで延々と利益を伸ばせていけるのも強みです。

欠点 (デメリット)

最初のエントリー場所で全てが決まる。トレンドが早々に終了してしまえば、ほとんど利益を伸ばせなく、引き分けが増える結果となる。

また、そもそも最初のエントリーをしくじる確率もあるので、全体的な勝率はそこまで高くない。

個人的見解

押し目の場所が変わるまで時間が掛かるので、デイトレーダーやスキャルピングトレーダーには無縁の手法といえます。ただし、ストップ位置をエントリー場所と同値にセットし、負けを極力小さくする方法はデイトレードでもよく行われます。

デイやスキャルピングの時間軸レベルでトレーリングストップを行おうとすると、ストップに引っ掛かる確率が飛躍的に上がるので、さっさと利益確定して次の動きに備えた方が良い場合が多いです。

逆に、スイングトレーダーは積極的に活用していくべき手法。スイングトレーダーは、標準的にこのトレーリングストップを導入している人が多いはず。

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