FX歴9年 専業トレーダーと学ぶ FXの基礎・応用
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パーレー法の特徴

「小さな負け」という手数料を払って、何人かに一人、何百人かに一人が大金を得られるようなシステムに似ています。
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目次
  • パーレー法とは
  • パーレー法の特徴
  • 利点 (メリット)
  • 欠点 (デメリット)
  • マーチンゲール法とパーレー法の違い
  • 個人的見解

パーレー法とは

マーチンゲール法とは逆で、勝った場合に賭け金を2倍にしていく方法です。逆マーチンゲール法とも呼びます。

パーレー法
  • 勝った場合・・・賭け金を2倍にする (2連勝で4倍、3連勝で8倍・・・)
  • 負けた場合・・・賭け金を1倍に戻す

パーレー法の特徴

パーレー法もマーチンゲール法と同様、勝敗が1/2の勝負を考えると分かりやすいです。

ギャンブルのルール

  • 勝ったら賭け金が手に入る
  • 勝つ確率、負ける確率は共に1/2
パーレー法

パーレー法の特徴としては、1/2の確率で賭け金が増えていく倍々ゲームです。当たれば一攫千金ですが、引き際を誤ると今までの儲けが全て消し飛びます。ただ、今までの勝ち分があるので、その1敗によって全財産が大きなマイナスになるわけではありません。

何となく「宝くじ」や「保険のシステム」や「オプション取引」に似ていますね。「小さな負け」という手数料を払って、何人かに一人、何百人かに一人が大金を得られるようなシステムに似ています。

利点 (メリット)

パーレー法の利点について。

損失額を限定できる

勝ち続けている勝負においては、負けたときに大金を失うような感覚に陥りますが、そもそもその勝ち分は、倍々ゲームによって自分が得たものなので、その勝負における最終的な負け額は限定的です。

この、「損失額を限定できる」という点が最大のメリットになります。

損小利大

また、勝ち続けている局面においては、ローリスク・ハイリターンの勝負になります。最終的な負け額は限定的なのに対し、利益は無限大です。

欠点 (デメリット)

パーレー法の欠点について。

勝率が低い

大金を得るためには、1/2の勝負を潜り抜け続ける必要があるので、勝率は低くなる傾向にあります。また、そもそも最初の勝負で負ける可能性もあるため、大きな勝ちを得る前に、細かな負けを食らい続ける可能性が高いです。

マーチンゲール法とパーレー法の違い

マーチンゲール法
  • 勝率は非常に高いが、勝ち額が小さい
  • 負け額は倍々で増え、引き際を誤れば破産も有り得る
  • 損大利小
パーレー法
  • 勝率は低いが、勝ち続けた場合の勝ち額が大きい
  • 細かく負けて大きく勝つ一攫千金モデル
  • 損小利大

マーチンゲール法も、パーレー法も、全体の期待値は0のゼロサム・ゲームです。どちらを選んでも最終的なリターンとリスクは同じです。

個人的見解

一見すると、勝ちで逃げれる確率の高いマーチンゲール法が有利のように思われるので、投資の初心者ほど、盲目的にこちらを選びやすい。勝率が高いため、「自分は勝っている」という錯覚に陥りやすいからです。

また、プロスペクト理論の観点からも、こちらが選ばれやすいと思われます。

が、マーチンゲール法は負け続けた場合、知らず知らずの内にハイリスク・ローリターンの勝負を強いられる結果となるので、自分の資金が尽きる前に勝ちを拾えなければ、一発で破産の危険性も孕んでいる危険な手法といえます。(コツコツドカン)

マーチンゲール法とパーレー法、どちらを選べと言われても返答に困りますが、マーチンゲール法には上記のような致命的欠陥があるので、選ぶのであれば消去法でパーレー法を選ぶと思います。

FX以外でも使える確率概念
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パーレー法の特徴