FX歴9年 専業トレーダーと学ぶ FXの基礎・応用
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人間は投資行動に向いていない (行動ファイナンス)

「私は相場に向いていないから」、という言葉をたまに耳にしますが、そんなことはありません。人間は皆、本能的に相場には向いていないのです。
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目次
  • 人間の本能的行動
  • 利益を伸ばす弊害 (利少)
  • 損失を拡大させる要因 (損大)
  • 向き・不向きよりも、本能的なもの

人間の本能的行動

プロスペクト理論についてでも紹介していますが、人間は本能的に、目の前のリスクに関して目をつむりたくなります。

本能的行動

  • 利益を望める展開においては、目の前にある確実に手に入るお金を選択する (利少)
  • 損失を被る展開においては、博打を打ってでも損をゼロにしたい (損大)

この本能的行動が、投資や相場の世界では弊害になる危険性を孕んでいます。投資や相場の世界では、利少損大よりも損少利大になるような行動を取ることが望ましいとされます。

ところが、人間は本能的に利少損大の選択をしやすいということがプロスペクト理論からも分かります。

本能

利益を伸ばす弊害 (利少)

あと少しだけリスクを取れば、もっと大きな利益を得られるのに、すでに確定している利益分だけで満足してしまう

相場の世界には、「魚の頭と尻尾はくれてやる」というアドバイスが存在するように、より確実な場所だけを優先した方が良いという考え方があります。 (私も肯定派)

私も個人的には賛成派寄りですが、この選択には潜在的な期待値を下げてしまう効果があります。

勝ち切れない原因の1つ

負けなくはなったけど、勝ち切れない(月単位ではトントンに近い)

月単位で勝ちきれない原因の1つに、「きちんと利益を伸ばし切れていない」というものがあります。

「どこまでリスクを追うのか」のバランスが難しい所ですが、負けもしないが勝ちもしないという現象に悩んでいる人は、利益幅が最適化されていない可能性があります。

損失を拡大させる要因 (損大)

こちらの方が深刻です。

  • 損切りしたくないので、損切りラインをずらす
  • 損切りしたくないので、そもそもロスカットまで損切りしない

これらは、FX初心者がよく陥りやすい心理状態として有名です。

向き・不向きよりも、本能的なもの

「私は相場に向いていないから」という言葉をたまに耳にしますが、そんなことはありません。

星

人間は皆、本能的に相場には向いていないのです。

何度も何度も実践経験を重ね、少しずつ矯正させていくしかないのです。

その道半ばで、十分な実践経験が身に付く前に多くが脱落していくのです。

行動心理
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管理人
  • FX歴9年 (2008年~)
  • デイ・スキャル (原則持ち越しなし)
  • 月利3% (破産確率を考慮)

長く勝ち続けること。
無理せず淡々と利確。
欲が出たときこそ危ない。
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