相場と生きる。
FX歴16年 相場と生きる。
最終更新日 2023/12/01

FX歴3年目くらいの新米が陥りやすい心理状態

いくら勝率や経験値が上がっても、常に私たちは相場に翻弄される側であることを忘れないように。
目次
  • 3年目くらいでは、まだまだFX初心者の領域
  • 3年目くらいの新米が陥りやすい心理状態
  • ニワカ者ほど騒ぐ
  • FX歴3年程度では勝てない理由・原因

3年目くらいでは、まだまだFX初心者の領域

為替相場に慣れてきて、調子に乗り出すのがこの3年目くらいの時期です。自動車の運転でも、慣れ始めた頃が一番危険といいます。

私のサイトでも言っているように、FXの経験は最低でも5年は必要です。5年間の経験を得るまでは、初心者だと思った方がいいです。ただしこれは相場を毎日10時間以上見続けた上での5年間なので、単にサラリーマンが兼業として5年間の経験があるのとは全く異なるので注意してください。

「歴○○年です」といっても、その人がそれまでどれだけ真剣に取り組んできたかによって成長の差が歴然に現れます。5年間はおおよその目安として捉えてください。

初心者

3年目くらいの新米が陥りやすい心理状態

3年目くらいの新米は、以下のような心理状態に陥りやすいので注意が必要です。

  • なまじ相場経験や値動きを知っている分、自分の予想を過信しやすい。
  • 自分の予想と実際の相場が異なる動きをした場合、「こんなんじゃない、おかしい」と相場のせいにする。
  • 相場の怖さ、痛みを知っている分、しっかり勝って利益を伸ばしておくべき局面においても、早々に利益確定してしまう。(消極的)
  • 予想が何度か当たると「俺は分かっている」と調子に乗り出して、今までのルールを破って冒険してしまう。

相場に対しては常に謙虚であれ。誇大していく自信は命取りになります。

いくら勝率や経験値が上がっても、私たちは常に相場に翻弄される側であることを忘れないように。

ニワカ者ほど騒ぐ

また某掲示板において、予想を偉そうにずらずら書いている人達を見かけますが、おおよそ80~90%くらいの書き込みはデタラメな予想ばかりなので、あまり惑わされないようにしてください。FX歴と経験値が上がると、おおよそ相手の力量やその人が今立っている経験位置などが分かるようになります。私自身がその経験の道を実際に歩み続けてきたからです。

予想を書き込んで自己主張したくなるのは、3年目くらいのペーパードライバーに多いと感じます。入口を少し知ったに過ぎないのに、あたかも全てを知ったかのように自己陶酔するのは、大体このくらいの時期です。恥ずかしながら私にもそんな時期がありました(笑)。

経験を重ねれば為替チャートからもっともっと多くの情報を読み取ることができるようになります。まだ道半ばでその先を目指したいのであれば、謙虚に歩み続けましょう。

考える

FX歴3年程度では勝てない理由・原因

最後に、FX歴3年程度では勝てない理由をいくつか挙げました。

  • まだ出会ったことのないチャートパターンがある。(チャート経験値が足りない
  • 負ける原因を消し切れていない。(ルールに穴がある)
  • トレーダーとして完成していない。(総合力が身に付くまで5年以上は必要)

先は長いので、ゆっくり着実に退場して死なないように前に進んでいきましょう。

生き残り続けることも仕事です。

管理人
FX歴 16年(2008年~)
年利 8~15%(破産確率を考慮)
投資スタイル
デイトレードが中心(原則持ち越しなし)
大切にしていること
  • 長く勝ち続けること。
  • 無理をしないこと。
  • 欲が出たときこそ危ない。
  • 元手あっての世界。