専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用
FX歴12年 専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用
作成日2019/11/02

神域に突入! ドル円スプ0.2銭の時代、到来

長らくドル円スプ0.3銭の時代が続いていましたが、2019年10月15日、新たな扉が開きました。
  • 2019年10月15日17時、GMOクリック証券がドル円スプ0.2銭の配信を開始
  • FX会社各社の動き (私が知っている範囲で)
  • 0.1銭の重みを再確認してみよう!
  • ドル円の牙城が崩れる→ユーロ円など他のクロス円ペアも期待できる?

2019年10月15日17時、GMOクリック証券がドル円スプ0.2銭の配信を開始

「ついにやりやがったぞ!」

2000年代後半より続いてきたFXブーム、FX会社各社は熾烈な顧客獲得競争を続けてきました。その中で始まったバトルが低スプレッド競争ですが、ここ数年間はドル円のスプレッドが0.3銭よりも下がることはありませんでした。

私個人としてもドル円スプ0.3銭は十分過ぎる狭さであり、このスプレッド配信について不満など全くありませんでした。というか、「ここらがドル円スプレッドの限界なのかな?」とすらも思っていました。(数年間続いてましたしね)

そんな中、目にした光景がこちら。

GMOクリック証券 ドル円スプレッド0.2銭

「ファ!? ドル円のスプレッドが0.2銭になっとる・・・」

FX会社各社の動き (私が知っている範囲で)

2019年11月01日時点で私が使っているFX会社はGMOクリック証券、マネーパートナーズ、ヒロセ通商、DMM.com証券の4社になります。これらFX会社がどんな対応に動いたのか簡単にまとめてみました。

GMOクリック証券 2019年10月15日17時、ドル円のスプ0.2銭の配信開始
DMM.com証券 2019年10月15日17時30分、ドル円のスプ0.2銭の配信開始
ヒロセ通商 2019年10月21日未明、ドル円のスプ0.2銭の配信を試験的に開始?(公式発表なし)
マネーパートナーズ 2019年11月01日現在、ドル円のスプ0.3銭(変化なし)

先陣を切ったのはGMOクリック証券、まるで示し合わせてたかのように追従したのがDMM.com証券、遅れてヒロセ通商が試験的に配信開始(?)、マネーパートナーズに至っては全くの無風状態。(多分下げてくると思うが)

特にGMOクリック証券、DMM.com証券、ヒロセ通商の3社は国内FX会社の中でもトップクラスに狭いスプレッドを配信しており、低スプレッド競争の先陣を争ってきた3社になります。

また殴り合いの争いが激化するのか!?

もう勘弁して

0.1銭の重みを再確認してみよう!

ここで、実質の手数料であるスプレッドが0.1銭狭くなると、顧客側にとってどれだけ有利になるのか再確認してみましょう。

ドル円のポジションを1万通貨単位保有する場合、スプレッド0.1銭は10円に相当します。

(10,000×0.1銭=10円)

今までは1取引につき0.3銭=30円の手数料だったものが、0.2銭=20円になるということです。

スキャルパーには非常に大きな変化

取引回数の少ないスイングトレーダーにとってはほとんど変わらない手数料変化ですが、これが1日に100回も取引するスキャルピングトレーダーだった場合には話が変わってきます。たかが10円ですが、100回行えば1,000円の差、さらに1回のポジション(取引量)が10万通貨~100万通貨と大きくなればその差は1万~10万円もの差に膨れ上がってきます。

1回の取引量 取引回数 0.1銭の重み
1万通貨 100回 1,000円
10万通貨 100回 10,000円
100万通貨 100回 100,000円

スキャルパーでなくとも、1回の取引量が100万通貨以上のデイトレーダーの場合も、月単位ではかなりの金額差になると思います。

お金

ドル円の牙城が崩れる→ユーロ円など他のクロス円ペアも期待できる?

ドル円のスプレッドが狭まるということは、ユーロ円など他のクロス円ペアのスプレッド縮小にも期待が持てそうですね。ユーロ円はドル円とユーロドルの合成通貨ペアであるので、合成元の一角であるドル円のスプレッドが縮小するということは、ユーロ円にも縮小圧力が掛かります。

ポンド円など他の合成通貨ペアも同様です。

通貨ペア

一番大事なのは、そのスプレッドを安定して配信できることですけどね。(笑)

無理にスプレッド縮小した影響でスプがガバガバに開いたり、最悪レート停止でもされたら困ります。(0.3銭でも十分なんだから無理すんなよ、と)