相場と生きる。
FX歴16年 相場と生きる。
最終更新日 2023/11/24

テクニカル指標が一見「利いている」ように見えるチャートパターン(FX)

一見するとテクニカル指標が「相場の転換サイン」を示しているように見えることもあるが、実は見極めのタイミングとしては遅すぎる。
目次
  • 移動平均線や一目均衡表が、「相場の転換サイン」のように見えるパターン
  • こういったパターンでは、直近の高値・安値を意識した方がいい
  • テクニカル指標は後追いなので、転換サインや売買サインを捉えるには後手になる

移動平均線や一目均衡表が、「相場の転換サイン」のように見えるパターン

移動平均線や一目均衡表などのトレンド系テクニカル指標は、主に相場のトレンド方向を示唆するのに用います。

そのため、価格が一定の時間間隔で上昇し続ける上昇相場や、下がり続ける下降相場などで用いると綺麗に機能することがあります。

また下降トレンドから上昇トレンドに転換する際にも、テクニカル指標上でそのサインらしきものを観測することもできます。

テクニカル指標 単純移動平均線(SMA)
テクニカル指標 一目均衡表

一見するとテクニカル指標が「相場の転換サイン」を示しているように見えるが、実は見極めのタイミングとしては遅すぎる

こういったパターンでは、直近の高値・安値を意識した方がいい

チャートを見る一例に過ぎないが、この場合では、直近の高値・安値を見て判断した方が早いし確実です。

テクニカル指標なし

テクニカル指標をわざわざ表示しなくとも、単純かつ早い段階で転換サイン(と疑わしきタイミング)を見つけることができます。(あくまで一例

ただしダマシ上げ・ダマシ下げに注意してください。単純に直近高値・安値を抜いたからといって、必ずしもそれが相場転換のサインとはならないケースも勿論あります。

ダマシ上げ・ダマシ下げが発生する仕組みや理由については、ちょっとここでは書けません。悪しからず。(無料でWeb公開したくない情報)

テクニカル指標は後追いなので、転換サインや売買サインを捉えるには後手になる

特に移動平均線や一目均衡表などのトレンド系テクニカル指標は、過去の為替チャートを基に形成されています。相場の後追いをしている側面が強く、転換サインや売買サインを素早く的確に捉えることはできません。

裁量でやれるなら、裁量トレードを先に鍛えた方がいい。

はじめに知っておきたいこと
テクニカル分析全般
チャート形状から判断する手法
ライントレード
テクニカル指標
サムネ画像 テクニカル指標が一見「利いている」ように見えるチャートパターン(FX)
ローソク足の基本
管理人
FX歴 16年(2008年~)
年利 8~15%(破産確率を考慮)
投資スタイル
デイトレードが中心(原則持ち越しなし)
大切にしていること
  • 長く勝ち続けること。
  • 無理をしないこと。
  • 欲が出たときこそ危ない。
  • 元手あっての世界。