FX歴9年 専業トレーダーと学ぶ FXの基礎・応用
タイトル

株とFX 違いを比較

株もFXもギャンブルではなく、きちんとしたルールと経験、感情のコントロールによって、長期的に勝ち続けることが可能な投資行動であると思います。 では、株とFXでは何が違うのか?
キャプ画像
目次
  • はじめに
  • 株とFXとの違い
  • 株式投資の良い所

はじめに

私の専門はFXですが、株取引の経験もあります。株式相場は中長期(5~10年)のスイングトレードが主体です。

  • FX歴・・・9年
  • 株歴・・・6年 (数年に一度しか触りません)

FX(為替相場)についてはマーケットが開いていれば毎日リアルタイムで見ていますが、株式相場に関しては毎日終値をチェックするくらいです。一応、中長期的な視点でドル円相場と連動性(正の相関)があるため、その日その日の日経平均がどの辺りの水準で推移しているのかは確認しています。(ドル円相場との時間軸を合わせるために)

私の株式における基本スタイルは、数年に一度訪れる絶好機で保有し、超長期スイングで売り抜けるというスタンスになります。底値に近い地合いで拾って放置という感じです。そのため、デイトレレベルでの経験値は、始めたときからほとんど変わっていません。

毎日の為替相場に備えるのが精一杯で、とても両立などできないからです。
(両立している人も居るとは思います)

株とFX

株とFXとの違い

本題に入りましょう。

株もFXもギャンブルではなく、きちんとしたルールと経験、感情のコントロールによって、長期的に勝ち続けることが可能な投資行動であると思います。

では、株とFXでは何が違うのか? 私の経験から答えたいと思います。

株式はインサイダーの影響が大きい

「インサイダー取引」という言葉がときどきニュースを賑わせますが、株式投資の場合、これがモロに出てきます。

インサイダー取引とは、株価に影響を及ぼすような企業・社内の機密事項を事前に入手し、その発表が行われる前に、その企業の株式を購入(または売却)し、正式発表で株価が急変動したタイミングで売り抜ける行為です。

株の場合、インサイダー取引への敷居は意外に低いように思います。上場企業の重役クラスを友人にもつ人間であれば、誰でもインサイダー取引ができる可能性を秘めています。為替取引でも、もちろんインサイダーは存在しますが、株のそれに比べれば影響は限定的です。

透明性という点において、株式相場は為替相場に比べてはるかに劣ります。不公平性が強いのが株式相場です。

会議

株は基本的に、「買い」から入る

為替相場が2国間の通貨ペアの強さ・方向性を当てるのに対し、株は基本的に「買う(保有する)」から始まります。つまり、どんなに株価が高止まりしていても、「買う」ことからしか入れないのです。

一応、「信用取引」という制度を利用すれば、「空売り(信用売り)」という行為も可能になりますが、手数料が余計に掛かってしまいます。

基本が「買い」という選択しかできないことは、選択の自由度が下がってプレイヤーに不利ということになります。為替相場は2国間の通貨ペアの綱引きのようなものなので、どっちの通貨が強いのかを当てる2択になります。

株はレバレッジを掛けられない

株は現物買いが基本です。

また、最低取引単位が決まっており、1株1,000円の株でも、最低取引単位が100株からしか買えない場合では、1,000円×100株=10万円が必要になります。(eワラントやCFDを除く)

信用取引」という制度を利用して、自分の資金以上の株式を購入することも可能ですが、ここでも信用枠を利用するにあたっての手数料が余計に掛かってきます。

FXは、レバレッジ(少ない元手で運用できる)を掛けられる点も魅力のひとつです。

株は銘柄が多すぎる

上場企業数は数千社に上ります。選択肢が増えることはいい事ですが、多すぎるのもまた問題ですよね。

上場会社数・上場株式数 | 日本取引所グループ

為替相場でも、通貨ペアの組み合わせでいえば100を超えますが、マイナー通貨ペア同士ではスプレッド(取引コスト)が高く、またプレイヤーの数が少ないために値動きの信頼性にも疑問が残ります。実際のところ、為替相場で主力になってくるのは多くても15,6ペアくらいに収まるかと思います。

ちなみに私は基本、ドル円(USD/JPY)とユーロドル(EUR/USD)の2ペアしか触りません。

検討する

株は値動きが雑

株式相場も為替相場も、てんでデタラメに動いているのではなく、実際に人や自動プログラム売買が相場を動かしています。つまり、プレイヤーの数が増えれば増えるほど、節目と呼ばれるチャートの重要ポイントが機能しやすくなります。

世界中の多くのプレイヤーが参加している為替相場に比べ、株式相場、それも銘柄が無数に分かれている相場においては、為替相場に比べて値動きが雑になる傾向があります。

ノイズが増えること、これはテクニカルや独自ルールに従って取引をしている者にとって、喜ばしい事ではありません。

株式投資の良い所

何かデメリットばかり並べてしまったので、株式投資の良い所を紹介します。

  • 特定の企業を自らが選んで「投資」するという、投資本来の醍醐味を味わえる。
  • 実体のない為替相場に比べ、経済活動に投資・貢献している意味合いが大きい。
  • 株式を保有すると年利3~5%ほどの配当金を受け取ることができる。銀行預金よりもずっと金利が良い。
  • 企業によって配当・株主優待が異なり、「おいしいご当地グルメ」、「旅行券」など、お得な株主優待が多い。株主優待が楽しくて株を購入する方も居ます。 (趣味に近い)

株式口座を開設すれば、企業の決算報告や企業分析、業績状況などを自由に目を通すことができ、それだけでも結構面白いですよ。

口座に資金を入れていなくても無料でこういった情報は見れるので、私もたまに見ています。
(ちなみに私は、SBI証券を使っています)

5~10年のスパンで中長期投資を行うのであれば、株式投資はかなり有効な投資先だと思います。

株式投資
→
株とFX 違いを比較