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スプレッドについて

FX経験者の中でも意外に知らない人が多いですが、決済をして取引を終える際には、新規で取ったポジションとは逆のポジション注文を行うことでポジション決済が行われているのです。
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目次
  • スプレッドとは
  • 実際の注文とスプレッドの影響
  • FX業者の設定するスプレッドについて

スプレッドとは

スプレッドとは売値(Bid)と買値(Ask)の差のことです。

スプレッド

上画像はドル円の注文パネルですが、売値102.623(円)に対して買値102.626(円)となっています。両者には0.003(円)つまり0.3(銭)の開きがあります。この差(開き)のことをスプレッドと呼んでいます。

FX初心者の方は実際に注文をしたことがないので分かりにくいかもしれませんね。

FX取引における決まり事

FX取引における決まり事として、買い(ロング)で新規ポジションを取ったら、決済するときに売り(ショート)をして取引を終えなければならないという決まりがあります。逆に、売り(ショート)で新規ポジションを取ったら、決済するときに買い(ロング)をして取引を終えなければなりません。

  • 新規買い ⇒決済(売り)
  • 新規売り ⇒決済(買い)

FX経験者の中でも意外に知らない人が多いですが、決済をして取引を終える際には、新規で取ったポジションとは逆のポジション注文を行うことでポジション決済が行われているのです。

実際の注文とスプレッドの影響

実際に注文を行う場合のスプレッドの影響を考えてみましょう。ドル円(USD/JPY)を買い(ロング)で新規注文する場合を例にします。

ドル円買い(ロング)

ドル円買い(ロング)
新規注文・・・買値(Ask)の値で、ドル円買い注文を行う

ドル円(USD/JPY)を買いたい場合、つまりドル(USD)の価値が上がって円(JPY)の価値が下がると予想する場合、買値(Ask)の値で、ドル円買い注文を行います。下画像では買値102.626となっているので、そのまま注文が通れば買値102.626でドル円の買いポジションを持つことになります。

ドル円買い(ロング)
決済注文・・・売値(Bid)の値で、ドル円売り注文を行う

予想が当たってドル円相場が上昇したので、利益確定のための決済注文を行います。決済注文の場合、決済注文ボタンから決済注文を行います。この場合、内部的には新規注文とは逆のポジション注文を行って決済していることになります。

ドル円買い(ロング)で新規注文を行っているので、売値(Bid)の値で、ドル円売り注文(決済注文)を行います。下画像における売値102.823で決済注文が通れば、売値102.823で売り抜けることができたことになります。

ドル円売り(ショート) ドル円買い(ロング)

この例では、買値102.626、売値102.823で取引を終えているので、102.823-102.626=0.197(円)つまり19.7(銭)のプラス決済ということになります。

※補足

決済注文を行う際は、必ず決済注文ボタンから行うようにしましょう。上の例では、誤って「①買いポジション」と「②売りポジション」の2つの新規ポジションを持ってしまう恐れがあります。(両建て状態)

新規注文や決済注文の方法については各FX会社によって異なるため、必ずFX会社の取引説明に目を通してから取引を行うようにしましょう。

FX業者の設定するスプレッドについて

買いで新規ポジションを取ったら、必ず売りで決済しなければならないため、スプレッドは絶対に掛かってしまう取引コストということになります。売りで新規ポジションを取った場合も同様です。

スプレッドは、店頭FX取引業者がインターバンク市場の為替相場を元に独自に設定できる値であり、このスプレッドが店頭FX取引業者の利益に直結します。スプレッドが狭いFX業者は、それだけ顧客に有利な取引条件を提示してくれていることになるため、基本的にスプレッドが狭いFX業者ほど身を削った企業努力を行っているといえます。

FX業者を選ぶ基準として、「どれだけ狭いスプレッドを提示してくれているか」が一つの大きな判断基準となります。

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