相場と生きる。
FX歴16年 相場と生きる。
最終更新日 2023/12/15

キウイドルの特徴(NZD/USD)

オジドルの下位互換と思っていましたが、短期足では意外とオジドルよりも扱いやすそうな印象を受けました。ただ、マイナー通貨ペアで流動性・取引高も低く、あまり信用してポジションを取りたくはないです。
目次
  • ニュージーランドドル(NZD)、米ドル(USD)について
  • キウイドル(NZD/USD)という呼び名
  • マイナー通貨ペア
  • フォンテラの動向
  • 個人的採点

ニュージーランドドル(NZD)、米ドル(USD)について

ニュージーランド国旗
アメリカ国旗

オセアニア圏のニュージーランドドルと、基軸通貨米ドルとの通貨ペア。

FX歴16年を超えますが、この通貨ペアを触ったのは数回程度です。流動性・取引規模の面で、信用に値する値動きをしてくれるのか疑問が残ります。(触らぬ神に祟りなし)

キウイドル(NZD/USD)という呼び名

ニュージーランドドル(NZD)と米ドル(USD)のペアを呼ぶときは、いくつかの呼び方があります。

  • ニュージーランドドル・ドル
  • キウイドル・ドル

長くなってしまうことが多いため、私は短く「キウイドル(NZD/USD)」と呼んでいます。

ちなみに「キウイ(キーウィ)」とは、ニュージーランドの国鳥のことです。ニュージーランドドルを指す俗称としてよく使われます。

ニュージーランド 国鳥のキーウィ
ニュージーランド 国鳥のキーウィ

マイナー通貨ペア

おそらくキウイドルをメインにしているプレイヤーはほとんど居ないと思います。スワップポイント狙いの高金利通貨なので、運良く底の地合いで拾えたらラッキーですね。ただし米ドルも利上げを行うことがあるので、キウイドルよりもキウイ円の方で運用した方がベターです。(金利差の相殺が起こりにくい)

底の地合いに巡り合うためには、10年20年じっくり待つ必要があります。待ち切れずに高値で持ってしまい、塩漬けの後悔をしないうように気を付けましょう。

(つまり余程のことがない限り、超長期目的でロングすることはない)

1時間足

ニュージーランドドル 1時間足

不自然な形が出ているのであまり信用できません。他のメジャー通貨ペアに比べ難解な印象を受けます。

日足

ニュージーランドドル 日足

大事な場所は一応機能していますが、値動きの途中で入るのは難しいそうです。

週足

ニュージーランドドル 週足

うーん、結構汚いな。(笑)

月足

ニュージーランドドル 月足

月足。個人的な印象はそこまで悪くありません。

値動きが緩慢な分、オジドルよりも比較的マシなチャートを形成しやすいのでは。ただ、マイナー通貨ペアで流動性・取引高も低く、あまり信用してポジションを取りたくはないです。

デイトレードで積極的に触る理由も、特に見当たりません。

フォンテラの動向

ニュージーランドは酪農や放牧が盛んで、乳製品の輸出が多い国です。そのため、ニュージーランドの乳業会社であるフォンテラの乳製品電子入札と呼ばれる指標がNZD相場を左右することがあります。(GDT物価指数

キウイドルやオジドルといったオセアニア通貨は、オセアニア時間(日本時間で6:00頃)から活発化しますが、私は基本的にオセアニア時間や東京時間には為替相場を見ないので、具体的にフォンテラのGDT物価指数が為替相場にどれだけ影響を及ぼすのかは詳しく知りません。

私の友人いわく、「この指標をチェックしておかないと、死ぬことがある」らしいです。(笑)

個人的採点

難易度
上級者向け(上級者でも難しい)
値動きの信頼性
スキャル
デイトレ ★★
スイング ★★★

基本的に全く見ていない通貨ペアなので、それぞれの時間軸チャートを見て、私自身が経験から培っている為替チャートの特性と照らし合わせてみた印象です。

オジドルの下位互換と思っていましたが、短期足では意外とオジドルよりも扱いやすそうな印象を受けました。

スキャルには不向きです。理由は以下の通り。

  • スプレッドが広い。
  • 値動きが緩慢。(低ボラティリティ)

マイナー通貨ペアなので、触る機会はほとんどないと思います。(これからも)

通貨ペアごとの特徴
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通貨・通貨ペアに関する基礎知識
通貨相関について
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管理人
FX歴 16年(2008年~)
年利 8~15%(破産確率を考慮)
投資スタイル
デイトレードが中心(原則持ち越しなし)
大切にしていること
  • 長く勝ち続けること。
  • 無理をしないこと。
  • 欲が出たときこそ危ない。
  • 元手あっての世界。