FX歴9年 専業トレーダーと学ぶ FXの基礎・応用
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ユーロポンドの特徴 (EUR/GBP)

ユーロポンドを単なる「ユーロとポンドのレンジ」としてしか考えていない人も居ますが、それではいつまで経っても「安定した勝ち」を得ることはできません。
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目次
  • ユーロ(EUR)について
  • ポンド(GBP)について
  • スイングレベルでは恐ろしく綺麗な通貨ペア
  • ポンドの指標に合わせて動くことが多い
  • ユーロやポンドを取引する上で、絶対に見ておくべき通貨ペア
  • 個人的採点

ユーロ(EUR)について

欧州連合

ユーロ通貨に関する基礎知識については、ユーロ(EUR)についてで紹介しているので、そちらを参考にしてください。

ポンド(GBP)について

イギリス国旗

ポンドに関する基礎知識については、ポンド(GBP)についてで紹介しているので、そちらを参考にしてください。

スイングレベルでは恐ろしく綺麗な通貨ペア

ユーロポンドは長期足になればなるほど、その美しさを増します。特に月足に関しては、現時点でおそらく数ある通貨ペアの中で一番の美しさを誇っていると思います。その反面、60分足などデイトレベルでは若干汚い印象を受けるので、ユーロポンドをデイトレで扱うのは難易度が高いかなというのが正直な感想です。

4時間足


ユーロポンド 4時間足

一種の芸術性すら感じさせられる持ち合い。ただし、ここまで美しい形は。普段はもっと汚らしいです。

週足


ユーロポンド 週足

緩やかな下降と、短期的な買戻しの繰り返し。長期では綺麗なうねりのように推移。

月足


ユーロポンド 月足

2008年暮れに付けたユーロ高の天井から、数年掛けて非常に緩やかな下降(ユーロ安ポンド高)を辿っている。この流れが終焉を迎えるとき、本当の意味でのユーロの底打ちを示す。

※追記 2016年6月23日に行われた国民投票により、英国のEU離脱が決まりました。EU離脱決定と同時に英国ポンドは売り叩かれて大きな為替変動が起こり、このダウントレンドは上抜けした可能性があります(※しっかり抜いていないのでまだ分かりませんが)。このタイミングでの上抜けブレイクは、ユーロの底打ちというよりも、英国ポンドの終焉を物語っているような印象を受けました。

ユーロポンド 月足

※追記 2016年10月5日にしっかり上抜けしました。予想はしない主義ですが、ユロポンは数年掛けて1.0000(通貨パリティ)を目指すというシナリオが選択肢の1つに加味されました。あくまで「予想の範囲」なので自己責任で。また仮に1.0000を目指すとしても鈍足なのでかなり時間(期間)は掛かると思います。10/7早朝に誤発注か何かでぶっ飛んだみたいですが、ユーロポンドは基本的に鈍足なので「月足レベルの押し目が来たら、低レバで拾って数年気絶」程度に構えて気長にチャンスを待ちましょう。

ポンドの指標に合わせて動くことが多い

ポンド(GBP)についてでも触れていますが、17:30~20:00の時間帯は、ポンド関係の指標が集中する時間帯です。

ポンドはこの経済指標発表と同時に、一気に50~100pips動くことも珍しくなく、ポンドの成分を含むユーロポンドも例外ではありません。

おおよそこの時間帯に、ポンドドル(GBP/USD)やユーロポンド(EUR/GBP)が活発に動き、その後のロンドンFIXまでの未来の値動きをも示唆します。

ユーロポンドもポンドドル同様、ユーロドルやユーロドルと逆相関の関係にあるドル円の未来を導く先行通貨ペアになることも多いです。

ポンドドルとユーロポンドの逆相関

ユーロやポンドを取引する上で、絶対に見ておくべき通貨ペア

ユーロポンド(EUR/GBP)は、FXを始めた初心者には馴染みの薄い通貨ペアです。

私も為替歴が5年くらいまでの初心者の頃は、ユーロポンドなんて通貨ペアを見向きもしませんでしたが、ユーロポンドを監視するようになって、自分が得意とするユーロドルや、ひいてはユーロドルと逆相関の関係にあるドル円の取引精度まで格段に向上しました。

通貨全体の相関関係を把握する上では必須の通貨ペアと言えるかもしれません。

この先60分後に何が起こる可能性があるか、今日はもうこれ以上値を進めるのは難しいか、1年後にはどうなっていることが予想されるかなど、ユーロドルのトレンド考慮に非常に役立っている通貨ペアです。

デイトレードで取引する通貨ペアとしては難易度が高いため、私はおおよそのトレンド方向を指し示す羅針盤のような位置づけでユーロポンドを監視しています。

4時間足でも融通の利かないときもあるユーロポンド

4時間足レベルでもなかなかの難易度。短期トレードにはあまり向いていないように感じます。

個人的採点

難易度
上級者向け (上級者でも難しい)
値動きの信頼性
スキャル
デイ ☆☆☆
スイング ☆☆☆☆☆

スプレッド幅が広いため、スキャルには不向きです。小さな時間軸との相性もあまり良くありません。逆に、スイングレベルでは恐ろしく綺麗なチャートを描くのが特徴です。

ユーロやポンドを取引する上では、絶対に見ておくべき通貨ペアです。また、通貨全体の相関関係を把握するには、ユーロポンドの監視は欠かすことができません。

この通貨ペアの重要性が分からないのであれば、数年に渡ってユーロポンドを考慮に入れた値動きの経験を積んでください。

ユーロポンドを単なる「ユーロとポンドのレンジ」としてしか考えていない人も居ますが、それではいつまで経っても「安定した勝ち」を得ることはできません。

通貨ペアごとの特徴
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