FX歴9年 専業トレーダーと学ぶ FXの基礎・応用
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低スプレッド化の流れと、スプレッド詐欺

特にFX初心者の方はよく知らないことなので、「スプレッドが狭いから優良業者」、とはいかないことを心に留めておいてください。スプレッド幅は大切ですが、それと同じくらいレート配信能力や約定力も大切です。
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目次
  • 低スプレッド化
  • 2008年頃は・・・
  • スプレッド詐欺

低スプレッド化

近年ではFX会社の配信するスプレッドの、低スプレッド化(スプレッドの幅が狭い)が進んでいます。

スプレッドとは、売値(Bid)と買値(Ask)の差であり、この値幅はプレイヤーが注文した時点で負担する金額です。

スプレッド

FXは、買いで入ったら売りで終える、売りで入ったら買い戻して終える、を原則としているため、買値と売値に最初から開きのあるFXにおいて、スプレッドは絶対に顧客側が負担しなければならない金額になります。

取引手数料が無料なFXにおいては、このスプレッド幅が取引手数料のようなものと考えることができます。FX会社はこのスプレッドによって利益を上げている部分もあるため、スプレッド幅の大きさはFX会社間の目に見える取引サービスの差と捉えても全然おかしくありません。

そのため、顧客競争の激しいFX業界においては、低スプレッド化がどんどん進んでいるのが現状です。ドル円に関しては、0.3pipsという破格のスプレッド幅を提示するFX会社も出てきており、その競争は過渡期を迎えつつあります。実際、0.3pipsくらいの狭さであれば、文句を言う顧客はほとんど居ないことでしょう。

FX初心者の方への補足ですが、ちなみにスプレッド幅が0.3pipsの場合、1万通貨単位では30円の負担になります。1万通貨単位は、おおよそ10万円あれば取引可能なポジションサイズです。

小さな額かとも思えますが、一日に50回100回と取引するトレーダーや、数千万単位の元手で運用する場合、この差が結構大きくなります。僅か0.1pipsの差でも、かなり大きな差と考えることができます。

2008年頃は・・・

私は2008年にFXを始めていますが、2008年頃はまだ低スプレッド競争がまだ始まっていない時代でした。ドル円のスプレッド幅は4.0pips、ポンド円は9.0pipsもありました。
(FX会社は昔人気のあった外為どっとコム)

1万通貨単位の場合、実に400円マイナスからスタートするわけですから、昔を思えば今はいい時代になったなと感じます。

低スプレッド化の流れを思い出すと、いつ頃かは忘れましたが外為オンラインというFX会社がドル円1.0pips固定というサービスを始め、当時は結構話題になりました。さらにクリック証券がドル円0pipという実質スプレッド差0のとんでもないサービスを始めたのを覚えています。さすがにこれは無理があったようで、クリック証券では現在このサービスは行っていません。

クリック証券は今でも低スプレッドに力を入れている業者ですね。外為オンラインは1pips未満の表示単位がないので、すっかり同業他社に追い抜かれてしまったイメージがあります。

スプレッドセール

スプレッド詐欺

これは低スプレッド競争が進んだことで感じるようになった弊害ですが、私が呼んでいるスプレッド詐欺とは、「ドル円スプレッド○○銭!」と謳っておきながら、実際にはちょっとしたレートの急変動に値が付いていけず、「パカッ」と一瞬だけスプレッドを故意に広げることを頻発してくる行為を指します。

スプレッド詐欺

スプレッド自体は、状況によっては広がってしまうのものなので、「広げるな」とは言いませんが、それを取引中に頻繁に行われると、顧客側としてはかなりストレスが溜まります。

スプレッドの広がるタイミング

  • 経済指標の発表時
  • パニック相場時
  • 早朝などメンテナンス時間帯
  • 取引自体が少ない閑散相場時(平日だけれとも、株式市場が休場のときなど)

大体のFX会社は「スプレッド原則固定」を守ってくれているのは事実です。

ですが、中にはスプレッド詐欺まがいの行為に感じ取れるような、ガバガバのレート配信を行っているFX会社が居るのも事実です。私はそういったFX会社を使用するのは控えるようにしています。

特にFX初心者の方はよく知らないことなので、「スプレッドが狭いから優良業者」、とはいかないことを心に留めておいてください。スプレッド幅は大切ですが、それと同じくらいレート配信能力や約定力も大切です。

スプレッド表示は狭いのに、いざ注文しようとしたら、「ズルッ」っと値が滑ってしまっては意味がありません。

要件
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低スプレッド化の流れと、スプレッド詐欺
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管理人
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  • デイ・スキャル (原則持ち越しなし)
  • 月利3% (破産確率を考慮)

長く勝ち続けること。
無理せず淡々と利確。
欲が出たときこそ危ない。
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