FX歴9年 専業トレーダーと学ぶ FXの基礎・応用
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FX口座は複数、開設しておいた方が良いという話

メイン口座が不測の事態に巻き込まれたとき、現在捕まっているポジションとは逆のポジションを、サブ口座で取ることによって、損失を軽減またはほぼ無効にすることが可能になります。
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目次
  • FX口座について
  • 業者サーバが落ちたとき、メイン口座を守る盾となる
  • メイン口座では補えない点や弱点などを補填できる
  • ポジポジ病の対策や、手法の実験用に最適
  • FX会社間におけるサービスの質の違いを実感できる
  • 髭の正確な位置などを複数チャートから確認できる

FX口座について

FX口座を1つしか保有していない人に向けて、FX口座を複数開設することのメリットを紹介します。

一番読んで欲しい部分は、「業者サーバが落ちたとき、メイン口座を守る盾となる」です。

業者サーバが落ちたとき、メイン口座を守る盾となる

長年FXの取引を行っていると、必ずFX会社のサーバ落ちに遭遇するものです。年に何度も起きることではありませんが、私も過去に何度かFX会社のサーバ落ちに遭遇しています。運悪くポジション保有中に落ちたこともあります。

サーバ落ちはある程度仕方がないことです。どんなにサーバ強度に自信があるFX会社であっても、落ちるときは落ちてしまいます。どんなことがあってもサーバ落ちがないFX会社を探すことよりも、サーバ落ちは絶対に発生するものとして、サーバが落ちてしまった場合のことを平時より想定しどれだけ対処策を備えられているかの方が重要です。

FX会社 サーバ落ち

サーバ落ちの予防策

サーバ落ちの被害に極力遭わないようにするには、以下の項目が挙げられます。

  • 米FOMC政策金利や米雇用統計(非農業部門)など、超重要指標時はポジションを取らない。
  • パニック相場時に、ギャンブル感覚でエントリーしない。サーバ落ちのほか、FX会社側が意図的にレート配信を停止させることもある。
  • 年に何度もレートフリーズやサーバ落ちを起こしているFX会社を使わない。(頻度の問題)

予防策としては、取引時間帯の制限、現状相場の見極め、低品質なFX会社の排除、などになります。

サーバ落ちの対処策

万が一、取引中にサーバ落ちに遭遇してしまった場合の対処策には、以下の項目が挙げられます。

  • 平時よりメイン口座とサブ口座を設けておき、メイン口座でサーバ落ちが発生した場合に、サブ口座でメイン口座のポジションと逆のポジションを取る

サーバ落ちによってメイン口座が不測の損失機会に見舞われてしまうことを防ぐために、現在捕まっているポジションとは逆のポジションを、サブ口座で取ることによって、損失を軽減またはほぼ無効にすることが可能になります。

リスクヘッジ サーバ落ち

例えばドル円のロングポジションを30枚保有しているときにサーバ落ちが発生してしまった場合、円高に振れれば丸々損失になります。サーバが落ちているので損切注文を入れていても通りません。この場合、サブ口座でショートポジションを30枚保有すれば損失を相殺できます。メイン口座とサブ口座の資産比率にもよりますが、軽減またはほぼ無効にできる点がポイントになります。(※上図は軽減する例)

黙って神に祈って待つよりも、確実に口座資金を守り抜き、生き残る策を用意しておく方が現実的です。遊びではなくFXを専業にしている者ならば尚更です。「運悪くサブ口座も落ちていたらどうするんだ?」という声を挙げることもできますが、さすがにそこまで想定していくと切りがありません。

メイン口座では補えない点や弱点などを補填できる

FX会社は万能ではありません。FX会社ごとに得意としている分野があり、自分のトレードスタイルに合ったFX会社を選んでいくことが重要です。この点に関しては、FX会社に求めるものでも触れています。

補填に関して具体的に私の例を挙げますと、私は現在「ヒロセ通商」「マネーパートナーズ」といったFX口座を開設していますが、ヒロセ通商は経済指標発表時にスプレッド幅が他の業者よりも拡大するという弱点があります。この点を補填するために、経済指標発表時でもスプレッドがほとんど拡大しないマネーパートナーズを組み合わせて、一方のFX会社の弱点を補填するような形で併用しています。

経済指標発表時なので無理してエントリーする必要もないのですが、ルールガチガチの取引を長年続けていると、結構フラストレーションが溜まります。経済指標発表時にポジションを取りたくなる衝動にも駆られます。「何でスプレッドがバカ広いんだ」と思うこともあります。ガス抜きとは違いますが、経済指標発表時にもスプレッドが拡大しにくいFX口座を保有し、場合によってはエントリーも出来る体制を取っておくと、フラストレーションの溜まり方が全然変わってきます。

比較

ポジポジ病の対策や、手法の実験用に最適

これもルールガチガチの取引で溜まるフラストレーション対策です。

メイン口座で勝てる手法だけ確実に実践し、サブ口座では「マイルールから外れるんだけど、ポジション取ってみたい」と思う場面や、実験的に行っている手法の実践場とする、など使い分ける。

勝てる手法はある程度知っているけど、ついついポジポジ病になったり、未確認の手法を実験したりしているので、トータルではあまり勝てない

こんな人には、メイン口座とサブ口座に分けることを勧めます。実験的に行っている手法などはデモ口座でも良いのですが、やはり現実のお金が掛かっているかそうでないかは真剣度合にも関わるので結構重要です。

ユーロドル ECB後

FX会社間におけるサービスの質の違いを実感できる

FX会社サービスの比較対象の意味でも、複数の口座を開く意義はあります。

人の書いた評判だけではFX会社の善し悪しは判断出来ませんし、自分がやってみた印象も人とは異なります。チャートの動き方や値段の追いつき方などは各FX会社によって異なるため、他のFX会社が配信するチャートに変えたら「劇的にスキャルピングがしやすくなった」というケースもあります。

髭の正確な位置などを複数チャートから確認できる

長いFX経験を積んでいる方であれば共感できると思いますが、髭の正確な位置を確認することは非常に重要です。1つのFX会社が配信するレートだけで髭の位置を判断するよりも、複数業者のチャートで突き合せた方が断然良いです。

髭の位置
要件
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管理人
  • FX歴9年 (2008年~)
  • デイ・スキャル (原則持ち越しなし)
  • 月利3% (破産確率を考慮)

長く勝ち続けること。
無理せず淡々と利確。
欲が出たときこそ危ない。
元手あっての世界。

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