相場と生きる。
FX歴16年 相場と生きる。
最終更新日 2023/11/30

FXの魅力を分かりやすく紹介!

FX(外国為替証拠金取引)の魅力は様々あります。FXは私が今までに出会った金融商品の中で、資産運用・投資・(投機)という点においてFXは他の金融商品よりも群を抜いて魅力のある金融商品だと思います。
目次
  • FXの魅力
  • 一般に言われているFXの魅力
  • 私が思うFXの魅力について

FXの魅力

FX(外国為替証拠金取引)の魅力は様々あります。FXは私が今までに出会った金融商品の中で、資産運用・投資・(投機)という点においてFXは他の金融商品よりも群を抜いて魅力のある金融商品だと思っています。私もFXを始めたころは上手く勝ち続けることができず、何度も何度も辛い経験をしてきていますが、それでも続けてこられたのはFXに面白さや魅力があったためです。

「安定した勝ち」に関しては、おおよそ6年目辺りから見える景色が変わってきました。FX歴は16年を超えますが、まだまだ新しい発見があってFXの奥深さを感じることがあります。

イラスト

一般に言われているFXの魅力

  • 取引ルールが非常にシンプル
  • 24時間いつでも取引ができる
  • どこでも取引ができる
  • 好景気・不景気どちらの局面でも儲けられる
  • ハイリスク・ハイリターン(資金効率が良い)
  • 金利差(スワップポイント)狙いの中長期投資も可能
  • 手数料が格段に安い
取引ルールが非常にシンプル

FX取引は「買う・売る」の2択です。ドル円(USD/JPY)レートが上がると思えば「買い(ロング)」、下がると思えば「売り(ショート)」を選択すればい良いだけです。いわゆる債券投資における額面金額・発行価格・利率(クーポン)といった損益計算、先物投資における取引期日や限月制度など、他の金融商品にみられるような面倒な取り決めが少ないのが魅力です。「上がるのか、下がるのか」それだけを当てれば良いのです。

上がるか下がるか(2択)
24時間いつでも取引ができる

取引時間の自由度においてもFXは優れています。FX取引は、平日であればほぼ24時間取引に参加することが可能です。マーケットは月曜日の早朝4:00頃~土曜日の早朝6:00頃まで開いています(夏時間・冬時間によって1時間前後します)。日本のFX業者は毎朝6:00頃にメンテナンス時間を30分前後設けていますが、それ以外は基本的にいつでも取引が可能です。株式市場には祝日休場などがありますが、為替相場にはそれも存在しません。

どこでも取引ができる

FX取引はインターネット環境の整った場所であればどこでも取引が可能です。近年ではスマートフォンによる取引アプリの普及も進んでおり、電波の届く場所であればどこでも取引ができます。

取引端末
好景気・不景気どちらの局面でも儲けられる

FXは株式投資や債券投資のように何か商品価値のある「有価証券」を購入するのとは異なり、2国間の通貨ペアの強さ・方向性を当てるものです。株式は基本的に「有価証券を買う」ことから始まるため、経済全体が不景気で株式相場も下がり続けるような局面では手を出すことが出来ません(厳密には信用取引によって「空売り」することも可能ですが)。FXの場合、不景気になればリスク回避通貨として人気のある円が高騰し、円高(ドル円相場が下落)に振れるという特性があるため、経済全体が停滞するような局面では、売り(ドルを売って円を買う)ポジションを取ることで利益を上げることができます。

ハイリスク・ハイリターン(資金効率が良い)

FXはFX口座に証拠金を預けることによって、少額で大きな取引を可能にしています(レバレッジ取引)。株式を保有するには、その株式価格(×最低保有株数)と同等の金額の資金を用意しなければなりませんが(現物買い)、FXはレバレッジを利用することで10万円でも100万円分の為替取引を行うことができます(この場合のレバレッジは10倍)。

金利差(スワップポイント)狙いの中長期投資も可能

FXは通貨を保有することになります(ドル円相場の場合、円を元手にドルを買うか、ドルを元手に円を買うか)。各国通貨にはその国の中央銀行によって「金利」が設定されており、2国間の通貨を取引するFXでは「通貨ペアの金利差(スワップポイント)」というものが発生します。スワップポイントは、2国間の通貨ペアの金利差によって毎日受け取ったり、逆に支払ったりする金額のことです。通貨の政策金利は国によって全然異なるため、スワップポイント狙いの中長期投資を行う場合、低金利通貨で高金利通貨を保有するのが基本になります。具体的には、オーストラリアドル円(AUD/JPY)の買いポジション、南アフリカランド円(ZAR/JPY)の買いポジション、トルコリラ円(TRY/JPY)の買いポジションなどがそれに当たります。

手数料が格段に安い

FXの取引手数料は格段に安いです。店頭FX取引では基本的に取引コストは「スプレッド(売値と買値の差)」のみになるため、例えばドル円で100万円分の取引を行っても、スプレッドが0.3銭の場合では、取引コストはたったの30円です。(1万通貨単位、レバレッジ1倍、ドル円レートが100円の場合)

良い点

私が思うFXの魅力について

上で紹介したFXの魅力に加えて、私が思うFXの魅力について紹介したいと思います。為替相場に16年生き残り続けているので、大勝ちやロスカット含め一通りの経験はしています。すでに長々となってしまっているので簡潔に。

  • 透明性が高い
  • 経済や国について興味を持つようになる
  • メンタル(精神面)で人間として気づかされるものがある
透明性が高い

FXは市場の透明性が非常に高いです。株式市場ではインサイダー取引(内部情報を事前に知って株式を売る・買う行為)が横行していますが、FXの場合ではその影響が限定的です。ほとんどの為替プレイヤーには等しく情報伝達がされます。

経済や国について興味を持つようになる

為替相場を見るようになると、経済に関するアンテナが伸びるようになります。自然に経済や金融、金利動向や歴史経緯などに興味を持つようになります。アメリカがかつて金本位体制やブレトン・ウッズ協定によって米ドルと金(Gold)の相場を固定にさせたが、アメリカの国力が落ちて一定量の金を保有できなくなってこの体制が崩壊したとか、ジョージ・ソロスが他のヘッジファンドと一緒に英ポンドを売りまくってイングランド銀行を叩き潰したとか、興味がなければどうでもいいような知識が勝手に身に付きます。(笑)

メンタル(精神面)で人間として気づかされるものがある

人間は投資行動に向いていません(プロスペクト理論)。例えば、利益を伸ばせる局面なのにも関わらず、目の前に確定している利益で満足してしまったり、逆に損失が拡大している局面で今後も損失拡大が見込まれることを自分でも分かっているのに、損をしたくないから損失確定(損切り)ができずにずるずる保有し続けて口座破産に追い込まれるなど。これらメンタル(精神面)における心理状態のコントロールが、今後も為替相場に生き残り続けられるかを左右します。この心境は、相場を経験した者にしか分からない感覚です。

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その他 予備知識
管理人
FX歴 16年(2008年~)
年利 8~15%(破産確率を考慮)
投資スタイル
デイトレードが中心(原則持ち越しなし)
大切にしていること
  • 長く勝ち続けること。
  • 無理をしないこと。
  • 欲が出たときこそ危ない。
  • 元手あっての世界。